不動産投資の勉強を効率化するには?

 今日は、不動産投資の勉強の効率を上げる簡単な方法について話します。自分は不動産投資に関する本を多く読んでいたいのですが、記憶にあんまり残ってないな〜って思い、メモを取ったりしてました。それでも、やっぱり知識の吸収率は変わりませんでした。いろいろ試行錯誤し、吸収率が上がる方法が分かったので共有します。

読んで欲しい人↓

  • 不動産投資の本を読んでもあんまり記憶に残ってないな〜っていう人
  • 勉強ではアウトプットが大事っていうけど、不動産投資のアウトプットって何?と思ってる人

では、いきましょう!

賢くなるタイミング:アウトプットした時

 まず、不動産投資に限らず勉強で知識がいつ獲得されるかをご存知でしょうか?答えは、「アウトプットした時」です。学校の勉強を例に考えてみましょう。公式を使って点数を取れるようになるまでの流れはこうです。

  1. ある公式の存在を知る
  2. その公式を覚える
  3. 公式を使った問題を解く→解けない
  4. 公式を使った問題が解けるようになる=テストで点数が取れるようになる

人間は、いい感情を伴うものよりも負の感情を伴うものの方が記憶に残りやすいです。上記の知識が定着するまでの4ステップで負の感情を伴うものは3しかありません。つまり、この公式を使えるようになるまでで、最も記憶に残りやすいのは、3の自分の思い通りにならず"悔しい"タイミングです。3を一般的な表現にすると、アウトプットです。つまり、知識が獲得されるタイミングとはアウトプットし、間違えて悔しく思い、なぜ間違えたかを考えている時なのです。

不動産投資のアウトプットとは?

 上記の4ステップを不動産投資に置き換えて考えてみます。このような流れになります。

  1. 本、セミナー今まで知らなかった概念(物件検索方法、リフォーム方法など)を知る
  2. 具体的な手順を十分に理解する
  3. 具体的な手順を実践する。本に書いてある通り、セミナーで聞いた通りにいかない。→検索、質問する。

  4. 当たり前のようにできるようになる。

つまり、不動産投資の勉強でのアウトプットとは、本に書かれている内容を実践することですね。物件検索方法など簡単に実践できる方法もありますが、節税方法やリフォーム方法など実践することが一見不可能なことも多くあります。

節税、リフォーム方法は実践できない?

 でも、本当に節税方法やリフォーム方法などは実践することは不可能なのでしょうか?節税で言うと、節税する時にどんな紙を役所に提出するかを知っていることよりも、シュミレーションにきちんと組み込めるかの方が重要ではないですか?そう考えると、節税の実践とは、シュミレーションに組み込むことだと分かります。リフォームの実践も、「こういう部分があるので、そこを剥がします。」と言われたら、それを家の中で探してみましょう。他にも、これは勉強になったなと思ったことは写真とかメモで終わらせずに、自分で文章で説明してみましょう。文章化しているうちに必ず「ここどうだっけ??」という箇所が出てきます。そこで知識が身に着きます。
 これらは、自分の体験談です。写真を取ってるとか、本に赤線を引いてる情報は、後から見た時「あー、そうだったかもな」というくらいですが、実践し間違えた内容は「ここでこういうのが分からなくなったんだよな〜」って明確に覚えています。

まとめ:本を読んで満足せずにちょっと動いてみる。

 今回は、不動産投資の本を読んだだけでは忘れてしまうので、実践しましょう!という内容でした。実践するといっても構えなくて大丈夫です。シュミレーションや、自分の家でも本当にこの方法でリフォームできるかを見るなど、もちろんお金はかかりませんし、時間もかかりません。時間もお金もかからないのに、勉強効率はグッと上がる方法をしないのはもったいないと思いませんか?自分もめんどくさいなと思ってしまいますが、「これをするとしないのでは全然違うからな〜」と思い、実践しています。皆さんも実践までしてみてくださいね。