不動産投資の勉強を効率化するには?

 今日は、不動産投資の勉強の効率を上げる簡単な方法について話します。自分は不動産投資に関する本を多く読んでいたいのですが、記憶にあんまり残ってないな〜って思い、メモを取ったりしてました。それでも、やっぱり知識の吸収率は変わりませんでした。いろいろ試行錯誤し、吸収率が上がる方法が分かったので共有します。

読んで欲しい人↓

  • 不動産投資の本を読んでもあんまり記憶に残ってないな〜っていう人
  • 勉強ではアウトプットが大事っていうけど、不動産投資のアウトプットって何?と思ってる人

では、いきましょう!

賢くなるタイミング:アウトプットした時

 まず、不動産投資に限らず勉強で知識がいつ獲得されるかをご存知でしょうか?答えは、「アウトプットした時」です。学校の勉強を例に考えてみましょう。公式を使って点数を取れるようになるまでの流れはこうです。

  1. ある公式の存在を知る
  2. その公式を覚える
  3. 公式を使った問題を解く→解けない
  4. 公式を使った問題が解けるようになる=テストで点数が取れるようになる

人間は、いい感情を伴うものよりも負の感情を伴うものの方が記憶に残りやすいです。上記の知識が定着するまでの4ステップで負の感情を伴うものは3しかありません。つまり、この公式を使えるようになるまでで、最も記憶に残りやすいのは、3の自分の思い通りにならず"悔しい"タイミングです。3を一般的な表現にすると、アウトプットです。つまり、知識が獲得されるタイミングとはアウトプットし、間違えて悔しく思い、なぜ間違えたかを考えている時なのです。

不動産投資のアウトプットとは?

 上記の4ステップを不動産投資に置き換えて考えてみます。このような流れになります。

  1. 本、セミナー今まで知らなかった概念(物件検索方法、リフォーム方法など)を知る
  2. 具体的な手順を十分に理解する
  3. 具体的な手順を実践する。本に書いてある通り、セミナーで聞いた通りにいかない。→検索、質問する。

  4. 当たり前のようにできるようになる。

つまり、不動産投資の勉強でのアウトプットとは、本に書かれている内容を実践することですね。物件検索方法など簡単に実践できる方法もありますが、節税方法やリフォーム方法など実践することが一見不可能なことも多くあります。

節税、リフォーム方法は実践できない?

 でも、本当に節税方法やリフォーム方法などは実践することは不可能なのでしょうか?節税で言うと、節税する時にどんな紙を役所に提出するかを知っていることよりも、シュミレーションにきちんと組み込めるかの方が重要ではないですか?そう考えると、節税の実践とは、シュミレーションに組み込むことだと分かります。リフォームの実践も、「こういう部分があるので、そこを剥がします。」と言われたら、それを家の中で探してみましょう。他にも、これは勉強になったなと思ったことは写真とかメモで終わらせずに、自分で文章で説明してみましょう。文章化しているうちに必ず「ここどうだっけ??」という箇所が出てきます。そこで知識が身に着きます。
 これらは、自分の体験談です。写真を取ってるとか、本に赤線を引いてる情報は、後から見た時「あー、そうだったかもな」というくらいですが、実践し間違えた内容は「ここでこういうのが分からなくなったんだよな〜」って明確に覚えています。

まとめ:本を読んで満足せずにちょっと動いてみる。

 今回は、不動産投資の本を読んだだけでは忘れてしまうので、実践しましょう!という内容でした。実践するといっても構えなくて大丈夫です。シュミレーションや、自分の家でも本当にこの方法でリフォームできるかを見るなど、もちろんお金はかかりませんし、時間もかかりません。時間もお金もかからないのに、勉強効率はグッと上がる方法をしないのはもったいないと思いませんか?自分もめんどくさいなと思ってしまいますが、「これをするとしないのでは全然違うからな〜」と思い、実践しています。皆さんも実践までしてみてくださいね。

実質利回りがいいから物件買った?売却のこと考えてる?

 今日は、実質利回り(もちろん、表面利回りも含む)が良くても損をする可能性があるという話をしようと思います。損する理由を簡単に説明すると、売却した時に今までのトータルの家賃収入よりも物件の価格が下がっているからです。そして、この売却時の損失も加味した投資指標(MIRR, IRR)の紹介もします。
 今までの話を聞いて、「あー、あれのことね。」と思う方は読む必要ないと思います。でも、「え?!どういうこと」と思っている方には読んでおいて損のない内容です。この内容は、不動産投資の本などで言及されていることが非常に少ない内容です。特に、地方のボロ戸建てをしようとしている方は知らないと地獄を見る内容なので絶対読んでください。では、いきましょう!

不動産の利益っていつ確定する?

 不動産投資の利益の確定がいつするかというところからスタートします。不動産投資では、家賃をもらっている時には本質的には利益は確定していません。利益が本質的に確定するのは、不動産を売却して売却額とトータルの家賃収入が決まった時です。例を使って考えていきましょう(イメージを掴んでいただくため、かなりあり得ない設定、かつ簡略化されすぎた計算です。ご了承ください。)。
 例えば、1億円の物件を買って、10年持っていました。1年間に家賃が1000万円入ってくるとします。つまり、表面利回りは10%ですね。10年後売却する時に、0円で売却したとします。そうすると、1000万円×10年(トータルの家賃収入)ー1億円(売却損益)=0円(10年間の実質的な利益)。1億円を10年間運用したのに、利益はなしとなります。これでは銀行口座に入れておいた方が手間も考えるとだいぶマシですね。
 別の例を考えましょう。同じく1億円で物件を買って、10年間持っていたとします。1年間に0万円の家賃収入だとしましょう。つまり、入居者がいないのですね。10年後2億で売却できたとしましょう。すると、0万円×10年+2億円=2億円となります。表面利回りは0%となっており、そこだけ見ると最悪の物件です。しかし、トータルで見ると利益が出ていて、少なくとも前の例よりは遥かに良い不動産と言えます。
 このように、不動産投資の利益は、売却の時に初めて分かります。
上記の例を表面利回りで見ると、1つ目は10%,2つ目は-1%ですが、1つ目の例の方が優れた投資と思う人はいないですよね。つまり、表面利回り(、実質利回り)は 、投資のパフォーマンスを測る指標として不十分なのですね。
 ちなみに、上記の1つ目の例は、売却価格が0円であり得ない話をしてると思われる方もいると思います。しかし、実際には、タダでないと売却できない、それどころかお金を出すと言っても引き取り手がいない物件は少なくありません。

実質利回りに代わる投資指標:IRR

 (表面利回りが当てにならないのはもちろんのこと、)実質利回りでさえもが当てにならないことがわかったと思います。では、私たちは何を指標に不動産投資の成否を評価すればいいのでしょうか?過去に同様に考えた人がおり、有名な指標があります。IRRと呼ばれて、トータルの家賃収入と売却損益の和を期間で割ります(詳しくは、IRRで調べてみてください。実際にはEXCELなどで自動で計算してくれるため、最悪詳しい計算式を知らなくても大丈夫だと思います。)。
 ちなみに、IRRは家賃収入を再投資しない設定で計算されています。しかし、実際には、家賃収入は再投資する場合がほとんどです。ということで、再投資する設定で計算する投資指標もあり、MIRRと呼ばれます。

まとめ:実質利回りに踊らされずに、IRRで正確に投資パフォーマンスを判断しよう。

 今回は、不動産投資のパフォーマンスとして目を向けられがちな実質利回りの欠点と、その欠点を補う投資指標:IRR,MIRRについて紹介しました。不動産投資は、「売却して現金化するまで成功したかどうか分からない」と聞きますが、この言葉の意味は売却損益も考えろということだったのですね。当たり前ですが、投資の利益(本質的な利益)は、キャピタルゲイン(家賃収入)とインカムゲイン(売却損益)の2つによって構成されるということです。

補足:特にボロ戸建ては出口のことをきちんと考えておく必要アリ

 今回の話で不動産投資は実質利回り、表面利回りは本質的な意味での利回りではないということがわかったと思います。最近、不動産投資業界では、ボロ戸建てが流行っています。ボロ戸建ては利回りが高く魅力的に語られますが、売却時の話を積極的にしている方は見たことがありません。なので、ボロ戸建てに興味のある方で、売却時のことも想定している人は非常に少ないと思います。まずは、第一歩として「実質利回りをあげればその不動産投資は大成功ということでは必ずしもない」ということを知っておきましょう。
 ちなみに、ボロ戸建てを実際にしている人の売却スタンスは「表面利回りだけを追っている人が一定数いて、30%とかにすると売れるから売却できる」だそうです。自分もボロ戸建て興味がありますが、まだ出口戦略については確信が得られていない感じがあります。また、自分なりのボロ戸建て出口戦略が確立されたらシェアしますね。それでは。

【融資が出たから、不動産買ったら人生詰んだ】とならないために

 今日は、銀行がこの物件に融資を出すと言ってくれたから、「銀行のお墨付きが出たんだー」ってことではないですよという話をしようと思います。何の「お墨付き」かというと、この物件で利益が出る、最低でも融資を返済することはほぼ100%可能というお墨付きです。結論から話すと、実際には、「この物件を買って、この人は絶対損するな〜」って銀行員が確信してても融資が出ることがあります。この理由について、これから話していきます。理由がパッと思い浮かばない方はこの記事を読まないと損する可能性がありますよ。では、いきましょう!

銀行にとってどう状態が理想?

 まずは、銀行がどういうことを考えているかを考えてみましょう。銀行は次の2つの要素が満たされれば理想的な状態です。

  • ノルマの金額を誰かに貸すことができる。
  • 貸したお金が全部返済される。

ここで大事なのは、2つ目で「不動産の収益のみで返済」ではない点です。不動産投資家のほとんどは、普段サラリーマンだったりして、不動産の収益以外の収益源を持っています。つまり、銀行からすれば、不動産で赤字でも、サラリーマンの収入でその赤字を補填して、銀行に返済を続けてくれれば何の問題もないのです。

融資の際に、年収等を聞かれる理由

 不動産で赤字の時があっても銀行に返済できるくらいは収入があるかを見るために、融資の際には不動産以外にも、人の属性(収入や勤続年数など)なども見られるんですね。

融資が下りたために破産した?!

 年収1000万以上の高収入のサラリーマンが融資が下りるからと思って、業者の言われるままに不動産を買っていき、手出し(不動産を維持するためのお金を家賃でまかないきれず、サラリーマン収入等で補填する)が多くなりすぎて、首が回らなくなったという話があります。まさか〜」と思われるかもしれませんが、これは決して少なくない話だそうです。

 この話、損が出てるなら分かるだろうに、なぜ別の不動産をまた買うんだろうと思う方もいらっしゃると思います。不動産を買い増してしまう理由の1つは、損が出たと不動産を買った業者に文句を言いにいくと、「では、この不動産の利益で補填しましょう」とうまくのせられるというのを繰り返すというのがあります。他にも、そもそも不動産投資では、物件を買った直後は手元にお金が残りやすく、時間がかかるにつれて残りにくくなります。(これは、減価償却などが関係しているのですが長くなるので、今日は省きます。)この不動産投資の特徴を知らずに、「不動産投資ってめっちゃ儲かるやん」って買い増していくんですね。このように、業者のカモになったり、どんどん手元に残るお金が減るのを知らないなどで、数年経ち気が付くと手出しが何十万にもなっていてどうにもならなくなるのです。

 これは、まさに銀行の融資≠不動産投資の成功の保証という上記の話を証明になっていますね。

まとめ:融資が出たから安泰ではない。他人任せにせず、自分で考える。

 今回の話で、融資が出てもお金を貸してくれるだけで、不動産投資の成功を約束してくれたわけではないということが分かりました。「銀行のお墨付きが出たんだー」という考えの一番の問題点は、自分の頭で考えることを放棄しているところです。不動産投資全般に言える話ですが、自分で学習すること、考えることを放棄して、他人任せにしないようにしましょう。他の業界では、他人に任せっきりにしておくとカモにされるというのは、みんな当たり前に分かっていることなのですが、不動産投資の話になると任せっきりにする人は多いです。でも、裏を返せば、そういう意識の人が多い不動産投資だからこそ、勉強した努力が報われやすいです。なので、まだまだチャンスはあります!頑張って勉強しましょう!

 

 

家賃の下落率はポータルサイトで計算できる?!

 今日は家賃の下落率についての話をします。不動産投資で入ってくる最大の収入源は、家賃です。この最大の収入源である家賃を予測する方法は、不動産投資の肝と言えます。そんな非常に重要な家賃がどれくらい下がるかを予測できるかどうかについて勉強することは不動産投資家には必須と言えます。今回は、家賃を予測する方法としてよく挙げられる方法の信憑性について他ではあまり語られていない欠点をまとめました。

 この記事を読むことで、

  • そもそも家賃は何によって決まるのか?
  • ポータルサイトから将来の家賃を予測することの落とし穴

が分かるようになります!では、行きましょう!

家賃は何によって決まるのか?

 まず家賃がどのように決定しているかです。その前に、商品は何によって決まっているか知っています?商品の価格は、需要と供給によって決まっています。需要が高くなれば(欲しい人が増え、値段が高くても売れるので)価格が高くなり、供給が高くなれば価格は低くなります(価格を下げないと買ってもらえないということですね)。これは高校生の時に習う知識です。では、この話を不動産投資に置き換えてみましょう!不動産投資に置き換えると、商品とは、不動産ですね。では、価格は何に相当するでしょうか?家賃ですね。需要は、その地域で、自分の持っている不動産を借りたいと思ってる人の数ですね。供給は、その地域で、自分の持っている不動産と同じような物件が何個あるかですね。ここまで考えると、家賃は何によって決まるかは分かりますね。家賃は、自分の不動産の付近に、同じような物件が何個あるか、その地域に住みたいと思ってる人がどれくらいいるかによって決まります。

一般的に使われる将来の家賃を出す方法

 不動産を買う時に、気になるのが「この物件は今は家賃がいいけど、将来の家賃はどうなるんだろう?」です。この不安を解消する方法の一つとして、ポータルサイトから予測する方法が使われているのをよく見ます。これはどういった方法なのか具体的に見ていきましょう。例えば、現在築10年の戸建て(木造)を持っていたとする時に、10年後つまり築20年の家賃を知りたいとします。その時、suumoなどのポータルサイトに「戸建て、木造、部屋の広さ、築20年、駅からの時間」を入力することで、その条件で現在どれくらいの家賃相場なのかを簡単に知ることができ、将来の家賃を予測することができるということですね。

ポータルサイトを使う方法の大前提:需要と供給が今と同じ

 この方法って、大前提があるのですが、これが語られていないことが多いです。その大前提とは、その地域の需要と供給が今現在と全く同じならという条件です。上記のように家賃は需要と供給で決まるので、その地域が将来需要と供給が崩れれば、今よりも家賃が高くなることも低くなることもあり得ます。

家賃を予測する万能な方法はない

 では、家賃を予測する方法はあるのか?ですが、絶対に予測が当たる万能な方法はありません。長崎は予測できるという話を聞いたことがありますが、これは長崎に特殊な条件が揃っているからです。長崎は、坂が多いのでもう不動産を新しく建てることが出来ない。その上、人が極端に増えることも減ることもないらしいです。ということで、長崎は現在と将来の需要と供給の関係が変わらないので、ポータルサイトを用いた予測ができるのです。
 こういった特殊な地域なら予測が当たりそうですが、それ以外はこれといった予測方法は見つかっていないです。人口が増えると予測されてる地域に不動産を買えば家賃は上がると思われるかもしれませんが、人口の増加よりも不動産の増加が勝ってしまうと家賃は下落することになります。ということで、家賃予測は本当に難しいです。これは結構当たりそうという家賃予測方法がある方は是非教えて欲しいです!

まとめ:ポータルサイトで見たからといって完璧ではないことを意識する

 家賃予測方法を提示することはできませんでしたが、ポータルサイトを用いた予測方法の欠点や、家賃とはそもそもどう決定されるのかを知ることで家賃に対する見方が少し変わったのではないでしょうか?ポータルサイトを用いるにしても、欠点を意識しながらと、全く意識しないのではのちのち大きな差になると思いますので、「そういえば、この方法も万能じゃないんだよな〜」と意識して欲しいです。

 

不動産投資のシュミレーションを見ると失敗する?!

 

 「親に見せても全く後ろめたくない、真実だらけの不動産投資」シリーズとしてまとめてます。
今日は、「不動産投資のシュミレーションを鵜呑みにしてはいけない。」ということを話していこうと思います。「鵜呑みにはしないよ、一応調べるよ」という方が大半かと思います。しかし、普通だと考えられないようことが起こるのが不動産の業界です。ということで、結構想像を超えるようなことがあります。今回は、例も交えながら説明していこうと思います。それではいきましょう!

チェック① シュミレーションシートに書かれている項目に欠けはないか?

 不動産を買うかどうか迷っている時に、業者から出されるのがシュミレーションシートですよね。このシュミレーションシートには様々な項目からなってます。このシュミレーションシートに必要な項目が含まれているかを確認しましょう。自分が知っているのだと、消防点検費用が入ってなかったり、新築だと水道局と契約する必要があるのですが、その費用が入っていなかったり、大規模修繕(少なくとも10年ごとに100万円とか)が考慮されていなかったり、不動産取得税が含まれてなかったり。作為的と思わざるを得ないくらいに項目が抜けています。大規模修繕とかはあるのとないのでは、収支が全く変わってきます。

チェック② シュミレーションシートに書かれている数字は相場とかけ離れてないか?

 項目は必要なだけ書かれていたとすると、次に見るのはその項目ごとの値があっているか?です。例を挙げると、家賃ですね。suumoなどのポータルサイトを見ると、周りの物件の家賃から自分の物件の適正家賃がわかるんですが、それとかけ離れた家賃が書かれていることが往々にしてあります。他にも、家賃下落率の見積もりが0.2%/年と酷すぎたり(1%/年が妥当だと言われています)と利回りに直結するところをわざといじってきます。

チェック③ 項目がきちんとシュミレーションに反映されているか?作為的に項目が抜かれていないか?

 最後に、①で挙げた項目がきちんとシュミレーションに含まれているのかを計算し直す必要があります。これは、びっくりですね。「きちんと項目があっていて、数値もあっているのにわざわざ計算し直す必要があるのか?」と思われる方は多いと思います。でも、項目として書かれているにもかかわらずシュミレーションから抜かれていることがあるんですよね。自分が見たのは、実際に計算してみると間違っていた。どこか分からないからいろいろ検証すると税金が計算に含まれていなかったというのです。これは、正直引きました。

確実な対策:腹を括って不動産投資の勉強をする。もしくは、不動産投資はやめとく。

 こう見ていくと、あらゆる数字が偽造される可能性があるというのがわかったと思います。それでは、どうすればいいのかの対策について話したいと思います。すぐにできる簡単な対策と、確実な対策があります。
 まずは確実な対策から。「不動産投資の勉強をしましょう。そして、業者に頼らず自分でシュミレーションシートを作れるようになりましょう!」です。不動産は、失敗をすれば○を吊らないといけないようなリスクのあるビジネスです。それに参入しているにもかかわらず勉強しないのはちょっとヤバイと思います。そういう意識で勉強して欲しいですし、自分もそういう危機感を持って勉強をしています。
 ちなみに、なんとなく不動産投資をするつもりとか、不動産投資をしっかり勉強するつもりもないとかなら、不動産投資(や株式投資)はやめといたほうがいいと思います。不動産投資を勉強していてよく思うのですが、(持ち家を買わないということも含めて)不動産投資をやめるという選択は相当賢明な選択だと思います。

簡単な対策:業者と利害関係のないプロ、シュミレーションサイトに相談。

 とは言っても、親からの相続で土地があるとかそういうケースもあると思いますので、簡単な対策も書いておきます。結論から言うと、業者と利害関係がないプロに中立にシュミレーションをしてもらうです。シュミレーションなんてお金がかかるんじゃないの?って思われると思うんですが、相談という形で無料でしてくれるプロもいますし、自分がいつも使っている楽待では数字を入れると大体利益が出るか出ないかを出してくれますよ。一応、下にリンクを貼っておきました。

結論:業者から出されるシュミレーションシートは顧客のために作られてない!

 結論としては、不動産投資で業者から出されるシュミレーションは、業者がカモを嵌め込むための武器の一つです。これをプロだからという理由で安易に受け入れてしまうのはやめておきましょう!

 

楽待のシュミレーション(1分もあれば終了します。):https://www.rakumachi.jp/property/investment_simulator

猪俣さんの会社の無料相談(非常に不動産に詳しい方です。):

https://www.asset-b.com/consultation/

猪俣さんの不動産投資に対する知見を感じられる動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ksoa93cmwYo

チェックを後にするだけで、行動力が上がる?!

 今日は、行動力を上げる方法について話していきたいと思います。結論から言うと、行動力を上げる方法は、確認をせずにまずは完了させてしまうです。具体的な場面でどうすると行動力が上がるのかについても言及しますので、興味のある方は、是非読んでみてください。

行動力って結局何のこと?

 まずは、行動力とは?です。行動力を上げるとは、思いついてから実行を完了するまでの時間を短くすることです。短くすればするほど良いので、思いついてから脇目も振らずに実行して最速で終わらせると行動力が最高に高い状態ですね。

行動力の定義から考える、行動力の上げ方

 ということは、行動力を上げる手順はなんとなく見えてきますよね。まずは、「思いついから行動するまでの時間をできるだけ短くする」。次に、「できるだけ最低限の(←ここがかなりポイントです。)完成度で一度完成として扱う」のこの2つですよね。

行動力が高い時の具体的な行動とポイント

 具体的な事象に当てはめて考えてみましょう!

例えばamazonで7割くらい買おうと思っている本をカートに入れたとします。その後、

  • 行動力がない時は、「まだ100%買うと決まったわけではないから、いろいろ考えてから買おう。」と決断を先送りにすることになります。
  • 行動力がある時は、そのまま一度会計をします(これで一旦、実行完了の状態です)。この状態になると、今必要かどうか考えないと届いてしまいますし、時間を空けてからキャンセルするとお金を取られたりしますよね。ということで、脳が考え出し、結果的にそのタイミングで購入するかどうかを決定することになります。

ほかにも、slackで目上の人に返信する時ではこうなります。

  • 行動力がない時は、「うわ、失礼のないように気を遣わないといけないな〜。しんど。また、後でじっくり考えて返信しよ。」と決断を先送りにします。
  • 行動力がある時は、「まずは今すぐにでも送れる下書きを書こう。」と思って下書きを書きます(まずは取り掛かる)。その下書きで送ってしまいます(いったん完了)。slackは送ったメッセージの編集機能がありますので、その機能で後から編集してしましましょう。それでも気になる方は、「敬語がきちんと使われているかどうかよりも、すぐに返信が来た方が嬉しいはず。bestではないけど、あとできちんとした文面を返すよりbetter」と思うようにしてはどうでしょうか?自分が後輩からslackが来る時は、文面よりも速度の方が圧倒的に嬉しいですね。

 slackの話は、下書きを書くと考えることで、着手するハードルを下げています。こういう風に、ポイントとしては、「いったん完了させてしまって、後からcheckする」ですね。こうすると、半強制的にcheckすることになり、そのタイミングでしたかったことの全てを完了することになります。

注意点

 注意点があります。いつも上記のようにまず完了させてから編集、変更するとはしないですね。例えば、LINEはまずは送るってことをしないですね。とは言っても、送る前にチェックするのは誤字くらいですが。これの理由は、LINEは後から編集できないからですね。一応、送信取り消しもできるのですが、送信取り消すと「送信を取り消しました」というメッセージが表示されるようになります。僕は、相手からのLINEにその「送信を取り消しました」って出ると気になるので、できるだけ相手にも同じ思いをさせたくないです。なので、できるだけ「送信を取り消しました」を出さないために、事前にチェックをします。

 ここでポイントですが、あらゆる心配をしてLINEの文面をチェックしないようにしてください。パッと思いついたものをパッと確認して送信なので、2秒以内くらいですね。例えば、「明らかに文章が理解できなくなる誤字はないよね?」と思って、1秒で確認して、送信くらいの感じです。

まとめ

こういう風に、普段の「チェック→提出」の順番を「提出→チェック」の順番に変えるだけで行動力が上がるという話でした。今回は、オンライン上でのやりとりの例ばかりでしたが、外出する前に持っていくものを考える時などにも応用できます。いろんなところで応用して、行動力を上げていきましょう!

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睡眠が取れない?なら、心療内科で睡眠薬もらっておいで!

睡眠の質がコントロールできない人は心療内科に行くのはどう??って言う話をしたいと思います。このブログを書こうと思った理由は、今日自分が心療内科に行ってきたからなんですね。睡眠薬をもらってきて、30分くらい前に飲んだら眠たくなってきて、「やっぱり睡眠薬は効果があるな」と思ったんで記事にしました。心療内科に行くのって非常に抵抗感があるので、心療内科はどんな感じかって言うのを言葉を選ばず感じたままに書きますね。

コロナの影響で外に出られず、日光に当たる機会が減って、睡眠のリズムがうまくいかず睡眠の質が悪いと感じてる方も多いのではないでしょうか?睡眠の質を上げる方法っていくつかあるのですが、最も手っ取り早くて効果があるのが睡眠薬ですね。睡眠薬ってめちゃくちゃくヤバイ感じがありますが、実際ただの薬です。僕が処方されたのは、眠たくなるホルモンを分泌させる薬です。睡眠薬には依存性があるって聞いたので、気になって医者に聞いたのですが、「処方する睡眠薬には依存性はありませんよ〜」って言われました。

心療内科、精神科に行くときの不安

まあ、睡眠薬とかをやってみたい人は多くいると思います。でも、最もハードルになるのが、そもそもの心療内科や精神科に行くことではないでしょうか?僕も最初は自分1人では行けず、親に半強制的に連れていかれたって感じです(結果的に、連れて行ってもらったことには感謝をしていますが)。不安としては、「ヤバイやつとして見られるんではないか?」「待合室で奇声あげてるやつとかいるんちゃう?」とかですかね。

心療内科、精神科に入る時に周りからどう見られるの?

実際行ってみたらわかるんですが、上記のような心配は全然ないですね。僕が行ったのは〜診療所ってところです。〜診療所って聞いて、精神系の病院やなってわかる方って少ないのではないでしょうか?少なくとも僕は分かりませんでした。ドクターコトー?診療所っていう漫画が最初に思い浮かぶくらいです。ってことで、別に心療内科や精神科以外の名前でやっている病院もあるので、そこに入るなら全然周りから見られません。

そもそもですが、自分で診療所とかに行こうと思っている人は相当悪化している状態が多いと思います。自分が気付く随分前から周りの親しい友達は気付いています。あなたが傷つくから言わない、言えないだけです。なので、親友があなたの精神科に入るのを見たとしても、「よかった」と思うだけだと思いますね。逆に、精神科に行くほど深刻であると気づかないくらいの友達なら、見かけても気にも止めないんではないでしょうか?なんなら気づかない説まであります。人間、そんなに他人のことを気にしてませんよ〜。

心療内科、精神科に行くとヤバイ患者がいるんじゃないか?

次に、病院行ったらヤバイ奴が待合室にいる説。これについてですが、1割くらいあってます。9割は間違っています。どんな感じかというと、「この人病んでるな」って感じる人が半分くらいいます。でも、病んでるって言っても、明らかに負のオーラを漂わせながら俯いてるだけです。黙っているので、何の危害も加えられません。もちろんですが、奇声をあげている人などいるわけがありません。 

心療内科、精神科に行くと障害者になった気分

心療内科に行くと自分が一気に障害者になったと思うから絶対行きたくない。」これは、自分が心療内科に行く前に思ってたことですね。これに関しては、「行ってみてください、行ったら楽になりますよ。」という他の人も言う返答しかできませんが、「楽になる」を掘り下げていきましょう。楽になるとは、あなたの状態をあなたよりも理解してくれる人がしっかり自分の話を聞いてくれるってことです。心療内科の医者はあなたのような症状の患者をいっぱい見てます。なので、あなたのような人は別に特殊じゃないんです、むしろ日常です。なので、あなたの状態を受け入れてくれます。親でも理解でないあなたの精神状態を理解してくれます。理解し、イライラさせずに、あなたを少しでもいい状態になるように導いてくれます。どうですか?行きたくなりませんか?行ってみると、結構いいものですよ。言葉はあれですが、「クセになって心療内科に通わないように注意しないとな〜」って思うくらいですよ。

心療内科、精神科にしかない特徴

補足ですが、診療所の先生は優しいです。目を見て、じっくり話を聞いてくれます。薬に詳しいカウンセラーのような感じですね。まあ、メンタル弱っている人も来るのでそこら辺は気を遣っているということですね。そのせいでと言ったらなんですが、じっくり話を聞く分、待ち時間は比較的長い傾向にあると思います。そこら辺は普通の病院とは違うところですね。

結論、実際の心療内科、精神科ってどんな感じ?

こういう感じで、診療所に睡眠薬をもらいに行くと言っても、内科に風邪薬をもらいに行くのとほぼ同じというのが分かったと思います。なので、安心して、睡眠薬をもらいに行ってください。